「ゲバラ語録」

2009/02/11

 

正式タイトルは「元気が出るゲバラ語録」。軽い。

しかしゲバラの言葉は、事実である。


ゲバラのタクティクス(=戦闘における作戦と精神性のコントロール)はほんとうに美しくて学びの宝庫だが、そのポリシー(=国策における基本思想と具体的方針)は「歴史が証明した愚策」だと、故ドラッカーは厳しくも切り捨てる。


それでもなお、もうすぐ2010年を迎えようとしている今、ますますチェ・ゲバラは輝きを増し始めている。なぜか?

「信じられないような偶然のおかげで、僕にはいまわかった。僕は旅をする運命にあるのだ、と。」

本当にそういう運命なのかは別として、この言葉の瞬間のゲバラがたぶんステージ3へ至る瞬間。そしてゲバラは、この後、長からぬステージ3の時間を生き、そして死ぬ。


人の人生としては短かったけれど、ヒト=human-beingとしての本来の役割を全うして、見事に生ききって、死んだ。そんな人の言葉は、内容はどうであれ、後の人に「学びの機会」を提供する。

ゲバラから自身のエキスを得よ。



「元気が出るゲバラ語録」知的好奇心研究会 著

リイド社、2007年




 
 
 

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